分類 いたずら改造 圧力発生器にオフセット調整ボリュームを増設


 本発生器からの出力をあえて変化させたいとき、また、オフセットを無くしたいの為の

 ボリュームをPC20本体を改造して取り付けてみた。

  別に設置した圧力計を見ながら圧力スイッチ調整を行うとき、このボリューム存在が大きな意味を持ってくる



 FIG−1

 このPC20型圧力発生器にオフセット調整用
 アナログボリュームが欲しい。

 無ければ改造して付けてしまおう、
 が弊社の良いところ(悪いところ)
 その後のメーカー修理不可は覚悟の上

 即行動を起こし、出来上がった外観が右の写真

 左側に増設した黒いツマミがこれ。
 (昔のKENWOOD社製無線機用を転用)
 パネルはアルミ2mm厚を加工したので大変頑丈

 写真の制御器は
扱いやすさで有名なPC20型
 ならばとボリュームを廻し 0.0020 と表示させてみた。
FIG-1

 FIG−2

 右写真左下の部分にGP−IB用の良い空間があった
 ここに制御回路を組み込んでしまう


 基本回路構成は、センサー信号すげ替え用の
 零点とスパン調整回路だ

 起動時に外部ボリュームの存在を無視する回路も同居・・・・

 これは簡単にPICで制御

 オフセットボリュームを接続しない状態で、本体のスパンが狂っても、
 この増設基板上のスパン調整トリマーで補正校正可能。

 ここがこれの良いところの一つ。
FIG−2


FIG−3


 FIG-3

 本体リア面、未使用GP−IBコネクタ用角穴を利用

 ついでに後で何かの制御回路を組み付けるときのために
 D−SUBコネクタも付けておいた

 本命の外部ボリューム用のジャックをその隣に設ける
 ジャックを挿さなければ、完全に純正状態で動く


 FIG−4

 オフセット調整ボリューム用プラグを挿入。

 左に見えるの黒い塊が多回転ポテンショメーター
    FIG−4


FIG−5


 FIG−5

 真上から1枚・・・・パシャ

 基板には
 零点及びスパン調整用トリマーやバーブラウンのオペアンプ、及び
 ぽつんと離れてPICが見える。

 本体との接続はJAEのコネクタ接続で、製作した基板が壊れても即
 メーカーの基本状態に戻せるように作っておく。




  本改造はメーカー(長野計器社)に関係有りません
  
弊社(横浜計器)独自のお遊び改造です。

  横浜計器にて
  PC10及びPC20型の中古品買い受けます。
 このような改造をすると、修理や校正点検時にメーカーサービスが絶対受けられません。

本ホームページのデータや価格などは手打ちの為、読取ミスやタイプミスが生じた場合はご容赦下さい